2014年10月8日水曜日

後悔先に家建たず。

さて、先日は、現職シーエフネッツのグループ会社である、南青山建築工房が受注した建築案件の、打ち合わせに参加致しました。

この、南青山建築工房、略して青建(あおけん)といえば、この方。



現職のGMであり、日本を代表するCPM・CCIM資格者として活動する猪俣師匠です。

これは、何をしている写真かというと、建具の打ち合わせの際に、会議室の壁とホワイトボードを使って、トイレの部屋の実際の寸法をクライアントにイメージして頂くために、スケールを当てているのであります。

今回は、新築で100㎡ほどの戸建住宅の賃貸物件を企画しているのですが、トイレのスペースを階段下にとることになったので、念の為、先に承諾を頂く必要があった為でした。

もちろん、経験豊富なプロが設計するので、実際に完成した時に、使用に支障のあるサイズにはならないのですが、不動産業界には無い建築業界の常識というのもありますので、説明の段階で、押さえておくポイントも、私からすれば、違いがあって新鮮です。

このように、シーエフネッツプロデュースの建築は、

先端の知識と理論、豊富な経験に基づいた形で、ご提供しております。

今回の案件は、土地活用にあたり、注文建築という形になりますので、クライアントの目線も日に日に真剣味が増していらっしゃいます。まさに、読んで字のごとく「真剣」のように切れ味が増しておられるので、グサッとズバッという感じで、議論が盛り上がります。

私の日頃の主業務となっている不動産の売買の現場では、新築でも建売住宅を仲介するケースが多いのですが、土地の段階から建ててみるという経験は、かなりの知識レベルアップに繋がります。

そういう経験も自腹を切るとなると、なかなか難しいかもしれませんが、大手ハウスメーカーの注文住宅の展示場などに行くと自腹を痛めず勉強できます。

ハウスメーカーは企画が主な商品ですので、建物の工法だとか、インテリア・エクステリア(建材・建具)に係わる知識を持った営業マンが現場で対応してくれます。2級建築士資格を持っている人も珍しくありませんので、大学の建築学科卒の方を求人しているようですね。

そういう知識と情報量で、営業をしてくれますから、本当に勉強なります。

ただし、そんなこだわりの工法・建材が詰まったハウスメーカーの賃貸物件の建築見積もりは、なかなかのお値段がします。

もちろん値段までは勉強してくれません。

買うとなれば話は別で、いいものというのは基本的にお高いですから、費用対効果も冷静に考えないと、予算オーバーになってしまいます。

投資物件の企画で失敗するのは、この辺りでこだわりすぎてしまう事もあると思います。

利回り悪くて、首回らなくてという事になっては、手遅れです。

今日のまとめです、
「営業トークは、誰のとーく(得)。会社のとーく(得)。」

親切丁寧に説明してくれたと、割高なオプションを付けた方、
「情けは、財布の為ならず。」ってか。

なんつって!

投資物件の費用対効果の試算はCPM資格者の得意分野です。
建築のご依頼お待ちしております!

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●わたなべ日報● 発行人:渡辺章好 
※本ブログは、私の体験を元にしたフィクションです。
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