2014年10月11日土曜日

ワケあり物件はメディアに乗って

さて、最近の私の趣味は、都内のワケあり物件を見つけることでございます。

とはいっても、街を散策して見つけるというのではなく、売買情報からワケ有りを探すのであります。
そうすると、クライアントに提案する物件の仕入れも同時にできるので、一石二鳥なのであります。

飽き性の私としては、仕事も楽しみながら、取り組む事が、長く続くコツなのかもしれません。

では、どうやって、面白がれる物件を探しているかというと、レインズのなどのデータベースで、割安な価格を検索するというごく単純な手法を用います。

すると、最初に引っかかるのが、既存不適格物件です。
同じ土地に、同じ規模の建物が建築出来ないというもので、再建築不可ともいいます。
要するに、現存の建物が容積オーバーであったり、土地と道路との接道が、2mに満たなかったりするものです。

接道を満たしていても、道路が私道などで幅が狭いと、その分、下がって建物を建築する必要があります。
通称セットバックといいますが、前面道路の中心線から2m下がって、自分の土地を道路として通行できるように提供する必要があります。

なぜ、そのようなルールになっているかご存じでしょうか。

それは、日本の国技である相撲の力士が、その大きな体でも、余裕を持って通行できる道幅の規格になっていない事が、2020年の東京オリンピックの実施競技になるにあたって問題視されている為とのことでした。

と、冗談を思いつきましたので、どこかのお酒の席で使ってみたいと思います。びっくりされた方、すみません。

本来は、消防や救急などの緊急車両の通行の為となっております。
なので、車も満足に通れないほど、「道路の整備が遅れている地域に不動産を所有するリスク」というものを気にしなければいけませんね。火災の際の延焼の危険も免れません。

そんな事を、考えながら見つけた戸建住戸、JRの駅8分、場所は文句ありません、そして安い。
販売図面に「重要な告知事項あり」とのこと、広告主の物元業者に問い合わせてみたところ、、、

「隣がヤ●ザさんの自宅になっています。」

お~!!

好奇心に火がつきますね!今度、そっと見に行ってみましょう!

さらに、探索を続けると、あっ出た!

話題のソニー不動産の販売図面です。大手企業による不動産業界参入によりどのような影響が及ぼされるのかに注目が集まっています。

広告の内容は、ごく普通の投資マンションの売り情報でした。私はパスの物件です。



しかし、それからというもの、私のパソコンでは、ネットの広告にソニー不動産がびっしりと表示されるようになりました、、、。



上下左右から、これでもかって程に、表示されています。


お、おそるべし広告戦略です
資本が違うと、こうも影響力が違うのかと驚嘆しました。事業のスタートは、高額売却戦略のようですね。

仲介手数料の割引きをうたっているので、仮に市場価格よりも安く売却したとしても、手数料が安い分、差引の手取り額が多ければ、高く売れた事になるんですよ企画とみました!!

う~ん!負けていられません!

うちも対抗して、低額購入をサポートします!

なんつって!


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●わたなべ日報● 発行人:渡辺章好 
※本ブログは、私の体験を元にしたフィクションです。
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