2014年9月10日水曜日

山林でも不動産投資ができる

さて、先日も銀座のオフィスから鎌倉の本店へやってきました。

銀座一丁目のオフィスから東京メトロ銀座線の京橋駅で乗車、新橋駅でJRに乗り換え、東海道線で大船駅で下車がスムーズです。

この日は、我が社、代表の倉橋社長の個別コンサルに同席する為です。
初見の方でも、ご指名頂ければ弊社代表のコンサルティングを受けて頂く事が可能です。
その場合は、私含め各担当が窓口業務や、現場の実行担当になります。

今回の方も、代表の無料セミナーに参加された方でした。
この方は、企業の経営者とのことで、既に個人の資産形成としてマンションやビル数棟を資産管理法人にて運営中とのことです。

資産の総額はウン億円、家賃収入の総額は、すでにウン千万に達していらっしゃいます。
買い進めるにあたっても今後の方向性や、選択肢、そして節税の選択肢を知りたいとのことでした。

ここまで来ると、何でもアリな気もしますが、結局は、手綱を握るのが誰かということで将来的なリスクが変わってくるレベルになります。

平たく言うと、不動産投資も「家主業・貸家業」が実態になりますので、誰にでもできる商売と取っつき易い印象もありますが、管理出来る規模やエリアの限度は人や組織、仕組みによって大きく変わりますよということです。

もちろん、私個人や、現職のシーエフネッツにも、管理できる限度がありますので、責任が取りやすい範囲で、エリアや規模を制限したうえで、コンサルにあたっております。

今回の方も、エリアを絞り、ある地銀の地元支店をメインバンクに買い増しをしていらっしゃいました。
しかし、色々と話を伺っていると、毎週末はマンションの清掃や設備確認に、足を運んでいらっしゃるとのこと。

代表もすかさず「そんなの、管理会社に任せたらいいじゃーん!時間の無駄だよー!ハッハッハー!」と笑っていましたが、不動産を持ってみるとこういう特別な愛着が湧くのも人の本能なのか、不動産の魅力?魔力?なのかよくわかりませんが、そのお気持ちはわかります。

ただし、本音としては現在の本業の商売とちがって、思うほど儲からないという実感をお持ちのようです。
賃貸業は、土地建物ありきですので、投資額に対する対価としてみれば、商売の中では儲からない方なのであります。

そういう悩みを聞くことも我々の業務の一環であります。

「それだったら、いい物件があるよー!」と代表から直々の物件情報が出てきました。

「お前、案内してきて。」とのひと言で、私がお客様をつれて、現地に行くことになりました。本当は、直ぐに東京にとんぼ返りするつもりだったのですが。代表直々の命令には、流石の私も逆らえません。

自社の鎌倉本店から、車で15分、その土地はありました。
場所は、鎌倉駅から北鎌倉駅に向かう途中、鶴岡八幡宮のすぐ近くですので、需要は間違い有りません。



「渡辺さん、これは、、、。」と聞かれるので、

「山です。答える私。

「これを、どうせいっていうんですか。」と聞かれるので、

造成(ぞうせい)というこうです。」と答える私。

山を切り崩せば、400坪の宅地に換わる土地です。そこに、店舗付マンションを建てる計画提案です。

しかも、鎌倉市の埋蔵文化財調査指定になっていますので、発掘調査が必要となります。歴史的なモノが出土する可能性もあるという、ロマンもついています。

「わかりました。それでは、大仏を観てから帰ります。」

「ありがとうございます。」


いやー!こういう案件もいいですね!
投資提案もここまで飛躍すると、レベルが高いというか、度が過ぎるというのかは、投資家次第です。

もし、これで即決された日には、私、「拝ませて頂きます。」

なんつって!




●わたなべ日報● 発行人:渡辺章好 
※本ブログは、私の体験を元にしたフィクションです。
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