2014年8月30日土曜日

借換え融資と銀行営業

さて、先日は朝から銀行訪問に行きました。
東京都内は、靖国通り沿いにある地銀の店舗です。

訪問と言っても、クライアントの法人化に伴う融資借り換えの為の面談説明にご案内する為です。

別の金融機関にて、朝早く行くとシャッターがしまっています。
もちろんですが、同行してどうこうするわけでもありません。

面談時のフォローと、銀行の融資担当の方に、こちらの借り換えの趣旨が伝わっているか、また条件面も一つ一つ確認していく事が大事かと思います。

今回は、私が事前にご本人に代わって金融機関へ相談持ち込みと交渉を行いました。
この場合、既存の取引先だけではなく、物件所在地やオーナー居住地の金融機関にあたりを付けて新規開拓も行います。

これを投資家が自分で直接、金融機関の窓口に相談する事もできますが、窓口の営業時間が平日限定の所が多い事や、複数行に当たるにもそれだけの労力が必要になること。

そして、金融機関側も案件獲得の為に「営業」をしてきますので、受付時に「うまい話」をされて、時間と労力をかけ審査を進めた結果、「やっぱりダメでした。」とあっさり断られることも珍しくありません。当然に彼らもノルマを抱えています。

それだけなら、まだしも複数棟の不動産を所有している方に「この物件を売却して、売却益で債務をひとつ完済すれば借り換えができます。」などと条件をつけられた方もいらっしゃるようです。

しかし、それはそれで売却が済んだ後に、再審査になるでしょうからそこで希望条件になるとは保証されないかと思います。

さらには、「売却の際は、当社グループの不動産仲介部門にて売却して下さい。」とオマケのような条件を提示される事もあるそうで、最悪融資ができなくても仲介手数料で利益が取れればと見込まれている可能性も否めません。

そんなわけで、銀行担当との対応に慣れていないと、色々と振り回されてしまいます。

また、今回の買い換え条件チェックポイントは下記のとおりです。

●融資条件
・融資額
・金利
・金利タイプ 変動or固定(期間の種類)
・基準レート(短期長期プライムレート or LIBORなど)
・融資期間
・団体信用生命保険の有無
・連帯保証人の有無
・共同担保の有無

●手数料関係
・融資手数料
・繰上返済手数料

●今後の取引について
・今後の追加融資の見立て
・最近の取り組み事例

最低限、上記は抑えておきたいですね。
今回の、借り換えがまとまるかは、これからですが金利も1%切る条件提示もありましたので、なかなか良い話になりそうです!




●わたなべ日報● 発行人:渡辺章好 
※本ブログは、私の体験を元にしたフィクションです。
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