2014年8月16日土曜日

最近のキャップレートと売りビル


会社の盆休みも本日で、終わりです。
休暇中も電話にメールにと、クライアントや取引先から連絡を頂いております。

突然ですが、売りビルの情報が入ってきました。

東京都台東区北上野二丁目。
最寄り駅は、東京メトロ日比谷線「入谷(いりや)」駅

1億6,000万円。

かなり気になる物件です。

入谷のビル、いりやせんか?


・・・・・・。


ご静読、ありがとうございます。
それが、言いたかっただけなのです。
実際に、投資提案の現場では、破談になってしまうほどの破壊力のある禁止ワードです。

私も、慎重に言葉を選びながら、日々仕事をしております。

言いたくても言えない言葉を表現できるのは、ブログのお陰様です。
仮に、これで読者の方を失うことになっても、面と向かって嫌われるわけではないので、平気なのです。

「嫌われる勇気」を持たなければ不動産業はやっていけません。

そういえば、ここ半年間で、自社で扱った物件のキャップレートを簡単にまとめてみました。

※ここでいうキャップレートとは、物件価格に対するNOI(エヌオーアイ)の割合を言います。

※NOIとは、Net Operating Incomeの略で、純収益の事をいいます。家賃収入の年額から、想定空室損、経費(固都税含む)を引いた物になります。

都心3区・・・5.8%

都心5区・・・5.9%

山手線沿線・・・6.1%

川崎・横浜エリア・・・6.5~7%

割と区分でも一棟も大差はありませんでした。
ただ、築古の物件も混じっていますので、築年数はもちろん、交通の利便性によっても上下します。

くわしくは、私の次回のセミナーにて。

http://www.cfnets.co.jp/seminar/kongo/2014ziturei.html

上記キャップレートよりも高く購入出来た方、おめでとうございます。
狭小間取りや、相場よりも高額賃料等のワケあり物件でなければ、お買い得です。

上記キャップレートよりも高く売却された方、もうちょっと高く売れたかもしれませんね。

これからは物件や融資の見立ても、さらに慎重に取り組んで行かなければいけない市況に入っております。

ダジャレで滑っても、不動産投資で滑らないように。

頑張ります!

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●わたなべ日報● 発行人:渡辺章好 
※本ブログは、私の体験を元にしたフィクションです。
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