2014年2月12日水曜日

わかれました。

先日、たまたまクライアントからの緊急売買トラブルの相談にのり、夜遅くに面談を終えた私。

23時前くらいだったでしょうか。

運悪く?同じく、サ残業を終えた社内の若者達のガス抜きに付き合わされることになりました。

人間、世のため人の為といえど、働くとストレスが溜まるのです。

生活の為、自己実現の為に、業界でも希有な不動産コンサルタント会社の若手社員も、日々、矛盾や逆境、障壁に、自分自身にと葛藤しているようです。

こういう時こそ、私のような不良でも、業界の先輩として彼らにできる事はある!

、、と思う!

というわけで、発散したそうでしたので、銀座のカラオケ館さんへ。。。

深夜にカラオケに行くと、私も前職での赤坂、六本木、歌舞伎町界隈での修行時代を思い出します。上司、先輩に連れられ、部下、後輩をつれていくようになり、、、。

都内のごく普通の不動産屋にとっては、遊びの場であり、社交の場であり、勉強の場、癒やしの場、時には戦いの場でした。

皆、それだけのゲンキゲンキンがありました。

不動産営業の現場では、上司、先輩の力強い存在に励まされ、それを目標に自己研鑽するのです。

そして、力強さとは、財布の分厚さでした。上司は必ず奢るのです。
それが、営業の現場で最初に学んだ文化でした。

部下は上司の支払い姿をみて、憧れと夢をみる。

上司は、身銭を切ることで、自分を鼓舞し、それが、出来の悪い部下であっても「回収」しようと本気で一人前に教育する。

独特の文化かもしれませんが、それは、それで理に適っておりました。

というわけで、カラオケ代は、当然に私持ちです。社歴は浅くても私は先輩です。
これくらいは、まだ払えるくらいの給料は頂いております。

得した分は、仕事に精を出してくれればいいのです。
まずは、私のクライアントの物件の空室を優先して埋めておくれ。頼む!!

紙幣を払うから、これがホントのカミ頼み!

なんつって。

雪が降ろうが銀座の街は明るいです。
そういえば、現職では、上司先輩関係なく割り勘ということがほとんどです。
この「文化」は新鮮でした。

年収差が3倍くらい違う、新入社員とでも割り勘を求める人もいます。

はじめはケチかと思いましたが、よくよく考えると仕方ないのかもしれません、不動産仲介業は何事も「分かれ」になってくるのです。

売買であれば、売主、買主、両方の媒介をすれば手数料は2倍頂けます。
それは、売価の最大6%+12万円になります。業界では「両手」と呼ばれます。

「分かれ」「片手」といい3%+6万円が基本です。

この仕組みは、宅建こと宅地建物取引主任者の教科書にも載っています。
媒介契約上は、手数料の上限が決まっているのです。

業者同士はもちろん、同じ社内でも担当同士で売上は「分かれ」ます。

それが、「分かれの分かれの分かれ」ということもあります。

これが、一番フェアなのです。

仲介業にとって、「分かれ」をする事は円満の証なのです。

私の仲介業に対する、偏見かもしれませんが。。。

「それは、違うよ。」という諸先輩方、お待ちしております。


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●わたなべ日報● 発行人:渡辺章好 

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