2013年11月12日火曜日

仲介手数料の利回りは?

さて先日、クライアントの仕事終わりに合わせて、銀行の営業担当と横浜駅にほど近いホテルのラウンジへ。

まずは、お茶でもと薄いメニューを開くと、、、。

コーヒー  1,825円
紅茶  1,825円

た、高!
あぁ、インフレは既に身近な所にきていました。。。

いいえ、違います。ここは、ホテルのラウンジなのです。ルノアールよりも高いのは、当たり前です。

コーヒーが違うのです。厳選された契約農園から産地直送で、自家焙煎、ドリップ直前に挽く、こだわりの、、、コーヒーだろうと飲んでみました。



うっ…!

普通です。

普通のコーヒーでした。

私はコーヒーと給与には、うるさいのです。

じゃあ、今流行りの虚偽食材!?

やはり、違います。ホテルのコーヒーが高いのは、格式ある空間、そして食器が高いのです。演出料というのでしょうか。

貧民の私でも、高級な食器で珈琲が楽しめるのです。

そういえば、うちの社長も、食器にはうるさかったです。。。

気になる方は、「シーエフネッツ 食器」と検索してください。

銀行との面談も無事に終わり、、、。

銀行の担当も見送って、クライアントに「お疲れ様でした。」と声をかけたとき、、、。

●●「わたなべさん!」

なべ「はい。」

●●「前から思ってたんだけど、お宅に払った仲介手数料の投資効果って何なの?」

・・・・。

実に鋭い質問です。。。

一般的に、400万を超える不動産の仲介手数料の上限は、物件価格に、3%+6万円+消費税と宅地建物取引業法により定められていますので、仲介業社は、この上限一杯の手数料を頂いております。

実際に計算すると、

物件価格 1,000万に対して、手数料 36万(税抜き)
消費税5%で、1.8万円
消費税8%で、2.88万円

物件価格 1億円にたいして、手数料 306万円(税抜き)
消費税5%で、15.3万円
消費税8%で、24.48万円

購入時の場合だと、物件の仕入れ、売主、金融機関、司法書士、管理組合等との折衝、重要事項説明に伴う各調査と、重要事項内容の保証。不動産投資も絡んでくると、賃貸相場の調査、賃貸管理の紹介、既存の占有者、賃貸借契約の精査などでしょうか。

(今、思いついた範囲ですが、、、)

個人で全部調べ上げて購入するとなれば、手間も時間もかかり、物件の情報を入手、取得するのもハードルが上がるわけですから。。。

などと、説明を差し上げた次第ですが、そういう行動を、クライアントに見えるようにしないといけないなと反省をした次第です。

業界には、手数料無料や、一律料金でやっていらっしゃる所もありますが、実際に取引してみても荒い仕事の印象が多いので、同業としてもイメージは良くありません。

自社商品、自社在庫で物件を販売している所だと、仲介手数料はありませんが、豪華なパンフレットや、モデルルーム、送迎の車や、飛行機代も含めた足代まで出るところもあって、良い気持ちで購入することができるのですが、その分の利益は、当然3%では済まないので、、、、。

やはり、演出料は、高いのです。

お得に不動産を買うとなると、仲介がおすすめです。


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●わたなべ日報● 発行人:渡辺章好 

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