2013年9月3日火曜日

勧めた物件で亡くなると、、、

先日のある夜のこと、

「お前から買った物件の入居者、自殺しただろがー!!」

鬼の形相でクライアントのI様が、私を怒鳴りつけました。

普段、本当に温厚で優しい方なので、あまりの迫力とその事実にビックリした瞬間、目の前が真っ暗に、、、。

銀座オフィスにほど近い、
解体中のビル。。地下への階段が不気味です。。。

はっと、気づくと目の前は、私の自宅。。。

そうです。どうやら夢での話。。。

と、状況がわかったものの、動揺がおさまらず。そのまま起床、目覚めの悪い朝でした。

不動産投資の営業に携わると、こういう運用中のトラブルによるプレッシャーにみまわれる事が、少なくありません。。。

金縛りよりもよっぽど恐いというかショックが大きいです。。。

人の利益に係わる仕事ですから、このようなクライアントとの問題も表裏一体ですね。

ちなみに「キチッ」とした大手の企業は、このような「現実」から営業社員を守る為に、販売以外の事を一切携わらなくて済むシステムをとっております。

さすがに、営業へのモチベーションが下がると会社の売り上げに損失をきたし、社員自身も自分の成績に影響が出ることを恐れる事から、自ずと係わらないようになりますね。。。

そういう人がほとんどです。

しかし、万が一のトラブルに対処できる解決力が不動産投資運用にはかかせません。

それも含めて「大丈夫ですよ!」言える人材になることが、不動産コンサルタントになるという事ですね。

そんなことを考えながら、翌日、H山リーダーを横に乗せて車を走らせておりました。

突然、リーダーのiPhoneがなり、ディスプレイには「I様」の表示が横目に見えました。

むむッ?

電話に出たリーダーが、、、

「えっ!?自殺ですか!?」

偶然同じ名字の方でしたが、2年前に購入された物件で、その日、入居者の自殺が発覚。。。
今後のリスクと対処についての相談でした。。。

夢を見た当日、同じ名字のクライアントの物件で、自殺が。。。

「正夢」とはこのことか。。。


あぁ恐ろしいぃ。。。女の勘とはよく言いますが、不動産屋の勘が身についてきたのでしょうか。

この日は、朝から晩まで、ローテンションでした。。。

そんな日々が、続いております。。。

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●わたなべ日報● 発行人:渡辺章好 
※本ブログは、私の体験を元にしたフィクションです。
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